【アンケート調査】IT人材は転職サイト・エージェントに何を求めている?
弊社ギークリーでは、24年9月にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム人材の方を対象に「転職サイト・エージェントを選ぶ基準や求めていること」についてアンケート調査を実施しました。転職サイト・エージェント選びにおいて重視していることやキャリアアドバイザーに対して不満に思ったことなども深掘りしていますので、ぜひご覧ください。
目次
アンケート方法概要
「転職サイト・エージェントを選ぶ基準や求めていること」についてアンケートを実施。
【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材
【対象人数】1,026名(有効回答のみ)
【調査期間】2024年9月1日~2024年9月24日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【質問項目】
- 転職サイト・エージェントを選ぶ際に重視している要素は何ですか?(複数選択可)
- 転職サイト・エージェントに求めていることは何ですか?(複数選択可)
- 転職活動を始めようと思った際に検索するキーワードは何ですか?
- キャリアアドバイザーに対して不安・不満を感じたのはどんなときですか?(複数選択可)
- キャリアアドバイザー自身の情報について知りたいと思うことはありますか?(複数選択可)
【全体】アンケート集計結果
転職サイトやエージェントは転職成功率の高さを重視
IT人材が転職サイト・エージェントを選ぶ際に最も重視しているのは「転職成功率」であり、次いで「求人数」、「応募先企業の詳細な情報提供」が多い結果となりました。
転職活動スタートし、転職サイトやエージェントについて調べる際は、転職サイトやエージェントを利用するメリットでもある「年収アップ」や「求人数」を重視すると思われますが、実際には「転職成功率の高さ」を重視している傾向にありました。
以前のアンケートでは、転職を考えるうえで最も大きなきっかけは「業務内容への不満」という回答が最も多く、希望している職種・業界への転職を叶えてくれそうな転職サイト・エージェントを探す傾向にあると推測できます。
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IT人材は希望にあった求人紹介を求めている
IT人材の25%は「希望にあった求人の紹介」を求めており、次いで17%の方は「自分のペースに合った転職サポート」と求めています。
転職サイトやエージェントを活用するメリットとして、非公開求人や優良企業の求人を紹介してもらえることが挙げられるため、IT人材の多くは年収交渉や面接対策の前に、まずは自身の希望が叶う求人を複数紹介してほしいと考えていることが推測できます。
キャリアアドバイザーに対して不安・不満を感じたときについての質問では、「希望に沿わない求人紹介を受けた」という回答が最も多くなりました。
転職サイト・エージェントに最も求めていることが希望にあった求人紹介だったため、その希望が叶えられない場合は不満に繋がる可能性が高いでしょう。
また、キャリアアドバイザー自身の情報について知りたいと思うかについての質問では、「業界や職種に関する得意分野」を知りたいという回答が最も多く、IT人材は自身の担当キャリアアドバイザーがどういった業界や職種のサポートを得意としているかを気にしていることが分かりました。
「職種名+転職」と検索する傾向に
IT人材が転職活動を始めようと思った際に検索するキーワードを見てみると、「職種目+転職」のキーワードが最も多い結果となりました。
転職サイトやエージェントに求めることが求人紹介だったため、求人関連のキーワードが多くなるかと思われますが、実際はまず職種に特化した転職方法について調べる方が多いことが分かりました。
ITに関する職種は専門知識が求められることが多いため、総合的な転職サポートよりもITに特化した転職サポートの方が転職がスムーズに進む可能性があります。
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Geeklyを利用して転職成功された方の事例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。
【あわせて読みたい】第一志望への転職に成功した事例はこちら⇓
Geeklyのサービスご利用の流れ
STEP1:以下のボタンから転職支援サービスにご登録
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STEP3:求人のご紹介
STEP4:書類選考/面接
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年代別の結果
本アンケートの年代比率は上記のグラフの通りです。ここからは年代別に転職サイト・エージェントに求めることについて細かく見ていきましょう。
どの年代でも転職成功率を重視する傾向に
年代別で転職サイト・転職エージェントを選ぶ際に重視している要素について見ると、どの年代でも共通して「転職成功率」を重視していることが分かりました。
20代、30代の方は「応募書類添削・面接対策」といったサポートを求めており、転職経験の少ない方が多いためより選考に活用しやすい丁寧なサポートを重視している可能性があります。
また、50代の方は他の年代に比べて「支援実績の多さ」にも注目していることが分かります。キャリアを積んできた方にとっては、転職成功率に加えてどういった実績があるのかまで細かく吟味し、サービスを選ぶ場合が多いと推測できます。
希望にあった求人紹介を求めている方が多い
年代別に求めていることを見てみると、年代が上がるにつれて「希望にあった求人の紹介」の割合が多くなっています。
キャリアや豊富な実績を持つ40代、50代の方はマネージャーなどの管理職に就く方も多く、求人に対する希望や条件も若年層と比較すると多くなり、転職の難易度が上がります。
そのため希望が叶う求人を転職のプロ目線で紹介してほしいと考えるIT人材が多いと推測できます。
どの年代でも共通して希望にあう求人紹介を求めていることもあり、キャリアアドバイザーに対して感じる不安・不満にも「求人紹介」に関する回答が多くなりました。
転職活動において求人選びは非常に重要で、自分だけでは見つけにくい非公開求人や優良企業の求人に応募できることが転職エージェントの魅力の1つであるため、担当者と希望をしっかりすり合わせることが大切です。
キャリアアドバイザー自身の情報について知りたいかという質問では、どの年代でも「業界や職種に関する得意分野」を知りたいという回答が最も多くなりました。
キャリアアドバイザーが持つ資格や過去の経歴よりも、自分が転職を希望している業界や職種が得意なのかどうかを重視していることが分かります。
いくらキャリアアドバイザー歴が長く経歴が豊富でも、ゲーム業界の転職支援しかしたことがない方がデザイナーやエンジニア、営業職の転職支援を完璧に行うのは難しいでしょう。
ミスマッチを防ぐためにも、キャリアアドバイザーの業界や職種に関する得意分野を知っておくことは大切です。
IT転職に特化しているGeeklyでは、IT職種専門のキャリアアドバイザーがどんなお悩みにも個別で対応し、あなたに合ったキャリアをご提案いたします。
転職をお考えの方はぜひご相談ください。
年代が上がるにつれて求人関連のキーワードが増える
転職活動を始める際に検索するキーワードでは、若年層は「職種名+転職」という回答が多く、熟年層は「職種名+求人」などの求人関連のキーワードが多い結果となりました。
若年層は職種ごとの転職方法やコツ、事例などについて調べる場合が多く、職種研究やキャリアパスの深掘りをする方が多いと推測できます。
また熟年層は転職の難易度上昇に伴い、チャレンジできる選択肢(求人)について調べたいと考える傾向にあることがアンケート結果から分かりました。
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職種別の結果
本アンケートの職種比率は上記のグラフの通りです。上記図ではエンジニアの割合が多くなっていますが、ここからは職種別に転職サイト・転職エージェントに求めることについて見ていきましょう。
営業職は求人数や企業情報を重視している
エンジニア、クリエイター、ゲームといったクリエイティブ職種は「転職成功率」を重視している方が多いのに対し、営業職は「求人数」や「応募先企業の詳細な情報提供」を重視している結果となりました。
以前のアンケート調査で転職のきっかけを聞いた際、営業職の方は「業務内容に不満がある」という回答が最も多く、複数の求人を比較検討したり、詳細な企業情報を知ることでミスマッチを防ぎたいと考えている可能性があります。
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希望に合った求人紹介が最も多い結果に
どの職種でも共通して「希望にあった求人の紹介」を求めている方が多いことが分かりました。
次いで回答数の多かった「自分のペースに合った転職サポート」に注目すると、クリエイティブ職種で特に多い割合となっており、専門技術を扱うからこそ転職のスピード感よりも理想のスケジュールや連絡頻度に合うサポートを求めている可能性があります。
キャリアアドバイザーに対する不安・不満に関する質問では、年代別と同様に「希望に沿わない求人紹介を受けた」という回答が最も多い結果でした。
他の項目と比較しても最も回答数が多く、IT人材は転職サポートに対して求人紹介の精度の高さを強く求めていると推測できます。
キャリアアドバイザー自身の情報について知りたいかという質問では、どの職種でも「業界や職種に関する得意分野」が知りたいという回答が多くなりましたが、ゲーム職種を見ると「知りたいことは特に無い」という回答も多くなりました。
また、転職活動を始める際に検索するキーワードについての質問では、職種によって検索するキーワードが異なることが分かりました。
ゲーム職種の方は「転職サイト・エージェント名」を検索する方が少ないため、どの転職サイトやエージェントを使うかということや、担当のキャリアアドバイザーがどういった得意分野を持っているかについてはそこまで重要視していない可能性があります。
エンジニアやクリエイター職種の方は「職種名+転職」という回答が多く、営業職の方はゲーム職種とは対照的に「転職サイト・エージェント名」で検索することが分かりました。
同じ専門技術を扱う職種であるゲーム、エンジニア、クリエイター職種でも、ゲーム職種の方は「業界名+転職」といったキーワードで業界内での転職について調べる傾向にあり、エンジニアやクリエイターでは職種単位の転職のコツや悩みを解決したいと考える傾向にあると推測できます。
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転職活動で悩んだらIT特化の転職エージェントに相談しよう
今回のアンケート調査では、転職サイト・エージェントを選ぶ基準や求めていることについて調査しました。
全体、年代、職種を通して、転職サイトやエージェントを選ぶ際に重要視しているのは「転職成功率の高さ」という結果になりました。
転職サイトやエージェントに求めることとして最も多かったのは「希望にあった求人の紹介」であり、年代が上がるにつれての割合が多くなっていました。
キャリアや豊富な実績を持つ40代、50代の方はマネージャーなどの管理職に就く方も多く、求人に対する希望や条件も若年層と比較すると多くなり、転職の難易度が上がるため、希望が叶う求人を転職のプロ目線で紹介してほしいと考えるIT人材が多いと推測できます。
また「自分のペースに合った転職サポート」という回答も多く、職種別に見るとクリエイティブ職種で特に多い割合となっており、専門技術を扱うからこそ転職のスピード感よりも理想のスケジュールや連絡頻度に合うサポートを求めている可能性があります。
転職活動を始める際に検索するキーワードについての質問では、「職種目+転職」のキーワードが最も多い結果となりました。
年代別に見ると、若年層は「職種名+転職」という回答が多く、熟年層は「職種名+求人」などの求人関連のキーワードが多い結果となり、職種別で見るとゲーム職種の方は業界内での転職について調べる傾向にあり、エンジニアやクリエイターでは職種単位の転職のコツや悩みを解決したいと考える傾向にありました。
また、キャリアアドバイザーに不安・不満を感じたときについての質問では、全年代、職種を通して「希望に沿わない求人の紹介」という回答が最も多くなりました。
希望が叶う求人紹介を求めてサイトやエージェントを利用しても、希望と全く異なる求人ばかり紹介されては大きな不満に繋がるでしょう。
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