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【最新版】2021年度 転職理由ランキング調査!転職希望者が転職後に叶えたいこともあわせてご紹介

転職希望者の転職理由で最も多いのは?転職するかどうか悩んでいる方の参考情報として、ぜひとも今回の調査結果を確認していただきたいと考えています。ギークリーにてキャリアカウンセリングを実施させていただいた転職希望者からヒアリングした調査結果から、転職後に叶えたいこととあわせてご紹介します!

アンケート調査実施!転職理由ランキング

 

Skillsの文字を指差すスーツ姿の男性

 

IT・Web・ゲーム業界やエンジニア職を中心に転職支援を行っているギークリーにて、キャリアカウンセリングを実施させていただいた転職希望者を対象に「転職理由」についてアンケート調査を実施しました。

 

調査概要

 

【調査期間】2021年5月~6月
【調査対象】当社サービスをご利用いただいたITエンジニア/Web・ゲームクリエイター/営業の方々
【対象人数】651名(有効回答のみ)
【調査方法】インターネット調査:アンケートフォームへの入力
【質問項目】
・転職理由をお聞かせください。
・今回の転職で最も叶えたいことは何ですか?

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コロナ禍の影響で「会社の将来性に不安がある」の回答が多数!

 

 

「業務内容に不満がある」が25%で1位。「会社の将来性に不安がある」が21%で2位。「待遇に不満がある」が18%で3位という結果になりました。

 

この中で注目すべきなのが2位の「会社の将来性に不安がある」。

コロナ禍で多くの企業の業績が下がりました。また、業界によっては先行きが不安視されています。

こういった影響により「会社の将来性に不安がある」と回答した方が多くなっていることが考えられます。

 

3位の「待遇に不満がある」の結果に関して更に調査したところ、給与に対しての不満ではなく業務量や評価体制などに対する不満が大半を占めているようです。

 

職種別の転職理由ランキング

 

職種別にみても「業務内容に不満がある」という回答がゲーム職種以外で1位になっております。

また「会社の将来性に不安がある」という回答と「待遇に不満がある」という回答が2,3位という結果で職種により差はないようです。

 

具体的な理由について詳しく調査したところ、いずれ職種からも

・業績悪化による業務のしわ寄せ

・業績不振

・残業が多い

・評価制度の不透明

・業績悪化による賞与カット

といった回答が多く目立ちました。

 

また、プロジェクトマネージャーやシステムコンサルタント職など上流職種の方の転職理由は下記の結果となりました。

 

 

業務内容に不満がある」の比率が34%と、他の職種よりも高くなっています。

企画や戦略立案など、より上流工程の職種ほど、不満が出てくる傾向にあるようです。

 

ゲーム職種は特有の理由

 

 

ゲーム職種では、「会社の将来性に不安ある」と回答した割合が30%と圧倒的に多くなっています。

具体的な理由としては、「ゲームタイトルの終了」や、「既存の運営利益に依存し、新規ゲームを作成できていない」などの回答がありました。

既存のゲームのみの収益に依存することに対して、将来性を感じられないと不安を覚える転職希望者も多いようです。

 

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年収帯別でみると

 

400万円未満では「待遇に不満がある」という回答が多いです。また、この「待遇に不満がある」に回答した人の割合は年収帯が上がるにつれて減少しておりました。

 

対照的に「業務内容に不満がある」という回答の割合は年収帯が上がるつれて高くなりました。

このことから、自身のキャリアにおける軸となる指標が「年収」から「業務内容」へと変化していると考えられます。

また「会社の将来性に不安がある」という回答の割合はどの年収帯でも高く、共通で不安要素となっていることがわかります。

 

「待遇に不満がある」と回答している方の具体例

年収が400万円未満の方で特に多い割合を占めている「待遇に不満がある」。その要因として具体的な回答としては下記のような内容が挙げられます。

・給与面の向上が見込めない
・働き方への不信感(残業が多い、入社当初聞いていた内容と違う)
・評価制度の不透明さ

 

 

転職で叶えたいことランキング

 

転職理由のランキング同様に、2021年に弊社にてキャリアカウンセリングを実施させていただいた転職希望者からヒアリングさせて頂いた調査結果となっています。

転職後に叶えたいことは、転職理由の根本になっているケースも多くあります。そのため、単に叶えたいこととして捉えずに見てみましょう。

 

転職後叶えたいこと第1位は「年収アップ」の回答がダントツ

 

 

転職後叶えたいこととしては「年収アップ」と回答している方の割合が34%で最も多くなっており、2位と比べて約2倍近くです。

 

これに関しては転職希望者の多くが考えていることであり、強く望む方も多いということは周知のことであると言えます。

実際に、転職理由で「業務内容に不満」と回答していた転職希望者も、業務内容の変更やスキルアップが目的だけでなく年収アップも期待している方が一定数いることがその後のカウンセリングデータからわかっており、特に現年収が300~500万円代の転職希望者にその傾向が強くなっています。

 

「キャリアチェンジ」や「働き方の改善」

 

2位に入っている「キャリアチェンジ」や「働き方の改善」に関しても同様で、転職理由が「業務内容や待遇である」と答えている方が多いようです。

 

キャリアチェンジといっても様々あります。「職種自体を変えたい」という方から「業界を変えたい」という方、「担当業務を変えたいという」という方まで希望のキャリアチェンジの幅は広くなっています。

 

「働き方の改善」に関しては会社の将来性から不安を抱えている方が最も多くなっています。

特にIT業界に多く存在するフリーランスや、契約社員の方といった非正規雇用の方々も現状のコロナ禍から将来性に不安を感じ、正社員での雇用を再検討し始めた方も増えています。

また、ほぼ同等の割合で「ライフスタイルの変化」が主な転職理由になっています。実際に転職希望者の中には、結婚や両親の介護を理由に検討する方も多くいることから常に一定数いることが考えられます。

 

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企業が求めている社風マッチの観点

 

転職希望者の中で、社風マッチを希望していた方は全体の10%程で、あまり重視されていないことが分かりました。

しかし、企業側視点で見ると社風マッチは重要です。採用するうえで一個人が会社と合うかどうかを内面的部分でもみています。

 

コロナの影響によりオンライン面接が主流となってから、企業側ではミスマッチを防ぐためにより社風マッチを重視する動きがあります。

ミスマッチというのは企業側だけが感じるものではなく、社員も感じるものです。実際に先程の転職理由のランキングでも「社風と合わない」と回答した方は一定数います。

 

それでも転職希望者の中で社風マッチを希望していた方が10%程であることから、まだ企業と転職希望者とでは、社風マッチに対して意識のギャップが生じている可能性があります。

 

 

転職して希望を叶える方法と例を紹介

 

Serviceの文字

 

転職サイトを活用する

 

ビズリーチ、doda、リクナビNEXT 等、いわゆる転職サイトと言われる転職サービスに登録して転職活動を行う方法です。

この際に希望を叶えるためのポイントとしては、自身の希望条件欄に詳細な内容まで条件を入れることです。

希望条件の詳細な入力を怠ってしまうと膨大な数の求人から探すことになってしまうことはもちろんですが、企業のヘッドハンターや転職エージェントからスカウトメールを受け取る際も、異なる希望のものがきてしまう確率が高まります。

多くある例

住居から離れた勤務地の場合はリモートワークを希望している方が、

希望勤務地を特に指定せず、さらにリモートワーク希望を明記しないで登録してしまった場合

リモート不可の求人や通勤時間がかなりかかってしまうような勤務地の求人が多数届いてしまっていたというケースがあります。

登録までに経験を事細かに入力し、その上で希望条件をつけて検索をするとなると少し面倒に感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。

しかし、転職サイトに登録をするとかなりの数のスカウトメールを受け取ることになるのでここは徹底しておきましょう。

 

友人や知人から紹介してもらう

 

友人に紹介してもらい、リファラル採用などで転職をするのも一つの手です。

知人がいる分、福利厚生や詳細な社風などに関しても事前に聞くことができるため、ミスマッチを防ぎやすいです。

ただし、選択肢は転職サイトなどのサービスを利用した場合と比べるとかなり狭まる上に、企業が採用を行っているかはタイミングですのでこの方法一本でさがすのは困難と言えます。

そのため、退職日が決まっている方や退職を強く決心している方にはあまりおすすめでは有りません。

 

転職エージェントを利用する

 

転職サイトと同様に転職サービスであるので、無料で活用できるサービスです。

キャリアアドバイザー(もしくはキャリアコンサルタント)が面談を行い、求人紹介とその後の面接設定や企業とのやり取りも仲介する、一貫して転職活動をサポートするサービスです。

転職サイトに登録した際にも、多くは転職エージェントからもスカウトメールが届くため、転職サイトを利用する際に同時に活用する方も多くいます。

転職エージェントは面談を通して転職理由と希望内容を詳細にヒアリングし、希望する転職を叶えることを目的としているため最も有効であると考えられます。

 

もちろんキャリアアドバイザーとの面談の際に、希望する内容を包み隠さず全て伝えましょう。

転職エージェントが保有している求人には転職サイト上では非公開になっている求人や、独自に保有している求人も多くあるため、自身の希望にあった求人も必ずあるはずです

 

転職理由や叶えたいことを参考に動き始めましょう

 

転職理由は「業務内容に不満がある」が1位という結果でした。また、コロナの影響から「会社の将来性に不安がある」という回答も目立ちました。

転職後叶えたいこととしては「年収アップ」と回答している方が最も多いことがわかりました。

一方、企業が求めている「社風マッチ」に関しては、転職希望者側はそれほど重要視していないとわかりました。

 

転職活動をしていない方でも、上記の転職理由のような悩みや自身のキャリアの中で叶えたいことがある方はいらっしゃると思います。

そういった方は転職サイトや友人からの情報収集、転職エージェントに相談をしてみるなどアクションを起こしてみましょう。

ギークリーでも相談ベースからのキャリアカウンセリングを行っております。多くの転職希望者は相談ベースから始まるのでお気軽に転職サービスの利用を検討してみてください。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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