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キャリアチェンジで「コミュニケーション力」が活きる環境へ|お客様への対応が次回のご指名に繋がることが嬉しい

ギークリーの転職支援サービスを利用して転職された方へインタビューを実施し、転職活動の体験談をお届けする本企画。第15回はチーム開発をきっかけにコミュニケーションの楽しさに気づき、顧客対応のテクニカルサポートへキャリアチェンジされた足達さんにお話を伺いました。自分が好きなこと、楽しいと感じることをどう見つけたのか、ご参考いただける内容となっています。

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足達 瑛さん

23歳 テクニカルサポート (2022年6月時点)

高等専門学校をご卒業後、プログラマーとして2年間システム開発をご経験。クラウドサービスを用いた開発環境の構築やデータベース設計なども担当されました。現在は株式会社インストラクションにて、テクニカルサポートとして顧客の技術課題の解決に従事されています。

 

コミュニケーションという「好きなこと」を活かしたい

 

―まずは足達さんの前職について教えてください。

足達さん:高専を卒業後、SES企業に2年程在籍しプログラマーとして勤めておりました。
基本的にはお客様先でアプリの開発を行っていたのですが、コロナ禍の影響でプロジェクトが縮小されて、最終的には案件待機の状態になっていました。

 

―コロナ禍の影響で業務が縮小されたとのことですが、具体的にはどのような業務の変化があったのでしょうか。

待機期間はチームで自社サービスの開発をしていました。プログラマーではなく環境構築の担当だったのですが、職場の雰囲気も含めて大きく変わりましたね。
プログラマーだった時は一人でパソコンの前に座ってゴリゴリとコードを書く時間が多かったんです。それに比べてチームの開発では、業務についてメンバーと認識をすり合わせたり、意見を聞いて整理したりすることが増えました。やりとりが楽しくて、これがコミュニケーションなんだと思いましたね。

 

 

―環境がガラッと変わっていますね。

業務が変わったことで自分の志向性にも気付きました。プログラムを書くよりチーム内で連携やコミュニケーションを取る方が好きだと分かったことをきっかけに、コミュニケーション力を活かせる環境への転職を考えるようになりました。

 

―振り返ってみると、他にもコミュニケーション力が活きていたと感じられる場面はあったのではないでしょうか。

そうですね、コロナ禍前の常駐先でも、部署やチーム関係なく話したり共通の趣味がある方たちと一緒に社内SNSでグループを立ち上げて一緒に出掛けたりしていました。
当時は派遣されたばかりでしたが、先輩や上司から色々なお話を聞くことを楽しく感じていたんです。自分が話すだけでなく聞き手に回れることも自分の強みなのかなと。

 

風通しの良い環境とキャリアチェンジを目指し、初めての転職活動へ

 

―転職活動では足達さんの強みが活きる環境を志望されたと思いますが、具体的には何を重視していたのでしょうか。

前提は「風通しの良い職場」でした。私自身、積極的ではあるものの緊張しやすいので、上司や先輩にも声をかけやすい社風が良いなと思っていました。
そのうえで、一番の軸はコミュニケーション力を活かせる仕事です。福利厚生や休暇以上に、働く時間の質を重視したいと思っていました。社会人になって、働く環境や業務内容をより重視するようになったと思います。

 

―コミュニケーションスキルを活かせる仕事が一番の軸とのことでしたが、どのようなポジションで探していましたか。

プログラマーよりも人と近い距離でコミュニケーションをとりながら相手の希望に応える業務をしてみたいと思い、テクニカルサポートを希望していました。
希望するポジションを広げすぎても自分のやりたいことを見失ってしまうので、転職軸はぶれないように絞り込んでいましたね。

 

―コミュニケーションスキルというと営業が真っ先に浮かびそうですが、検討されなかったのですか。

営業は業務がハードなイメージが強くて、自分のライフプランには合っていないと思いました。テクニカルサポートでもお客様とコミュニケーションは取れます。
あとは、エンジニアとして培った技術も活かしたかったんです。勉強の時間をとりつつエンジニアスキルも伸ばしていけるテクニカルサポートがやっぱり良かったですね。
いま実際にテクニカルサポートとして働いてみて、間違ってなかったと実感しています。

 

情報収集のために相談してみる

 

自身の悩みを解決できるサービスに惹かれ入社を決意

 

―今回が初めての転職活動になりますが、大変だったことはありましたか。

最初は転職活動について何をどうしたらいいのか全く分からない状態でした。
そんな中ギークリーで面談をして、自分が興味のある分野ややりたいことを相談したところ、一つずつ整理して「こういう分野が向いていると思います」「こんな分野もありますよ」とご提案いただけました。
そこから私の中で転職の方向性が固まってきたので、満足度は高かったです。

 

―ありがとうございます。ご転職活動を進める中で、現職のインストラクション社が第一志望になっていました。どのような点が魅力的でしたか。

一次面接で見せていただいた、開発中のサービスに魅力を感じました。
まるでメタバース上のオフィスのようなコミュニケーションツールで、小さいアイコンから相手の様子が確認できるサービスなんです。

 

 

―サービスに魅力を感じられていたのですね。相手の状況を確認できるというのは、どのように魅力的に思えたのでしょうか。

私はちょっとした質問がしたいときでも、相手が忙しいと「こんなことも分からないのか」と思われてしまうのではと、質問するハードルを自分で上げてしまうんです。
ですが開発中のサービスを利用すれば、あらかじめ様子がわかっているので、心理的ハードルが一気に低くなると感じました。
実際に入社してからも、このツールのおかげで部署に関係なくコミュニケーションをとることができています。

 

―ありがとうございます。他にも志望度が高かったポイントはありましたか。

職種にとらわれず「この人はこの分野に詳しいから一緒に入ってもらおう」とプロジェクトへアサインする方針が魅力的だと感じました。
テクニカルサポートを志望してはいましたが、職種に縛られずに色々な経験を積みたいと考えていたので、とてもいいなと思いましたね。
入社前に設けていただいた面談でお話を伺った際にも、本当に部署間の垣根がなく風通しの良い職場だと感じられたので、第一志望のまま入社を決意できました。

 

テクニカルサポートとして顧客への貢献を実感

 

―現在の業務内容を教えてください。

お客様からいただいた、サービスの利用方法やエラーについてのお問い合わせに対して、一つずつ内容を切り分けて問題を解決していく業務です。
現在は次のステップとして、お客様のサーバーのメンテナンスにも着手し始めました。
今後は単に問題を解決するだけでなく、どのような事情で問題が発生したかなど、見えない部分まで考えてお客様の目的を実現するようなサポートができるようになることを自分の課題にしています。

 

―積極的に業務範囲を広げていらっしゃるのですね。やりがいを感じた場面などはありましたか。

「以前対応いただいたアダチ様いらっしゃいますか?」とご指名いただけたことがありました。名前を覚えてくださっていたことが嬉しかったです。
以前対応したことが役に立って新しい問題を解決できた時もやりがいを感じられます。お問い合わせによっては解決まで2週間や1カ月かかる場合もあるので、それが解決した時には本当にお客様と同じくらい嬉しい気持ちになりますね。

 

 

―技術面も伸ばしたいとおっしゃっていましたが、技術のキャッチアップに対するサポートなどはあるのでしょうか。

そもそも在宅勤務が多いので、仕事終わりに勉強の時間を持つことができていますね。今はクラウドサーバーの環境構築もできるようになるために資格の勉強をしています。
社内でも資格取得は推奨されているので、他の社員も積極的に学んでいます。なので、他部署の同じ資格を取得した方に勉強方法を相談することもできて、キャッチアップにはとても良い環境だと思います。

 

―ご満足いただける環境でご活躍されており嬉しく思います。最後に、今後の意気込みと、転職を考えている方へのアドバイスを教えてください。

現在は先輩にフォローしていただきながらサーバーの作業ができるようになったので、今後も色々な経験を積んで、難しい作業でも一つずつできるようになることが目標です。「できるようになったことを活かして何をするか」ということまで考えていきたいですね。

転職を悩んでいる方向けには、自分が楽しいと感じることや、楽しく働くために必要な要素を軸にできると転職活動がしやすくなるのかなと思います。
私は働くだけが全てではないと思っています。「仕事は仕事」と縛られるのではなく、楽しみながら働けるように、肩の力を抜いてもらえたらと思います。

 

―インタビューは以上です。本日はありがとうございました!

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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