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【アンケート調査】IT人材のキャリアと仕事の考え方と転職の価値観の違い

弊社ギークリーでは、24年4月にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム人材の方を対象に「IT人材のキャリアに関する考え方や転職の価値観」についてアンケート調査を実施しました。IT人材の方がキャリアや仕事においてどのように考えているのか、また転職についてどのような価値観があるのか合わせて解説します。

最終更新日:

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アンケート方法概要

 

「IT人材のキャリアに関する考え方や転職の価値観」についてアンケートを実施。

【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材

【対象人数】1057名(有効回答のみ)

【調査期間】2024年4月1日~2024年4月20日

【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力

【質問項目】

1. どんな仕事をしたいと思うか、当てはまるものをお選びください。

2. キャリアの考え方について、当てはまる考え方をお選びください。

3. 収入について、当てはまる考え方をお選びください。

4. 転職の価値観について、ご自身の価値観に近いものをお選びください。

5. 転職の意向について、当てはまる考え方をお選びください。

 

 

【全体】アンケート集計結果

 

多くのIT人材は自己実現より、誰かのためになる仕事をしたいと考えている傾向に

 

 

転職を希望されている1,057名のIT人材に「どんな仕事をしたいと思うのか」について聞いたところ、全体の約40%の方が、自分のやりたいとこを実現できる仕事よりも、誰かのためになる仕事をしたいと回答しました。

本設問から、IT、Web、ゲームを通して、社会貢献をしたいと考えていることが明らかになりました。

では実際に自身のキャリアについてはどのように考えているのか詳しく見ていきましょう。

 

多くのIT人材は出世や独立の意向は高くはないものの、仕事は他人に評価されたいと考えている

 

 

IT人材が仕事・キャリアに対してどのように考えているのか調査したところ、出世や独立などの意向が高くはないものの、仕事を通して他人に評価されたいという意向が強いことがわかりました。

 

以前、約900名弱のIT人材の方に、現職での評価制度で改善してほしいことについて伺ったところ、「評価基準が不透明な点」と回答した方が約33%と最も多く、次いで、上長の主観や感情で評価が決定することにも25%の方が改善を求めており、仕事に対して適切な評価がされていないと感じている方が多くいることが明らかになっています。

 

参考:【アンケート調査】IT人材の年収に変化はあった?評価制度への不満についても解説

 

 

 

また、上記のグラフを合わせてみると、自身がやりがいや成長を感じる仕事でも収入は大事だと考えている方が約70%と多く、自身の仕事が適切に評価され、年収や給与に反映されることを望んでいることも明らかになりました。

今回のアンケートの結果から読み取れることとして、あくまでも考察にはなりますが、仕事を通して社会貢献したことは、しっかりと評価してほしい、その対価として、やりがい搾取ではなく、見合った対価が欲しいと考えていることがわかります。

仕事を通して他人に評価してほしい、適切に評価されたいという意向があるなかで、「転職」においてはどのような価値観・目的・希望があるのか詳しく見てみましょう。

 

多くのIT人材は「転職は自身の理想を叶える手段」と考えている傾向に

 

 

IT人材が「転職」においてどのような価値観・考え方をしているのか調査したところ、やりたい仕事のためと回答した方と、理想のライフワークと出会うための手段と回答した方が同じ程度で、転職は自身の理想を叶えるための手段と考える方が多いことが明らかになりました。

 

 

実際に、現在の転職意向を調査してみると、現在よりもより良い職場環境や条件の求人があれば、転職したいという方が半数弱のためこの結果と合わしてみても、「転職は自身の理想を叶える手段」と考えていることがわかります。

 

自分に向いている仕事は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけてみよう

 

 

次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。

 

ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、自分に合う働き方、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。

 

キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。

 

希望のキャリアに転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望のキャリアに転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。

 

【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

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「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ

 

「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択

 

STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力

 

STEP4:必要な質問に答える

 

診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

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年代別の結果

 

20代~30代の年代が若い方ほど、自己実現の意向は強い傾向に

 

 

年代別で「どんな仕事をしたいと思うか」について調査したところ、全体的に誰かのためになる仕事をしたいという回答が多かったものの、20代~30代の若い年代の方ほどやりたいとこを実現できる仕事や、自分のアイディアを活かせる仕事など、自己実現に繋がる仕事をしたいと考えていることが明らかになりました。

 

特に20代の方の割合が大きいですが、この背景としてあくまでも考察となりますが、他の年代よりも実績を残したい、仕事を通してやりたいことを実現していきたいという意向が強いことが分かります。

 

では、年代によってキャリアの考え方や価値観においてどのような差があるのか詳しく見てみましょう。

 

転職を考えたときに初めに取った行動はどの年代も変わらない結果に

 

 

年代別で「キャリアの考え方」について調査したところ、20代~30代の若い年代の方ほど、仕事を通して他人に評価してされたいという意向が強いことが分かりました。

上述したように、20代~30代の方は、自己実現に繋がる仕事をしたいと考えている傾向にあるため、今後のキャリアでもやりたい仕事に就くため、仕事を評価されたい、認められたい、実績を残したいという意向があるのかもしれません。

 

 

また、収入においてもどの年代も、成長・やりがいを感じられる仕事でもある程度の収入は必要という回答が多くなりましたが、特に20代~30代の方は、対価としてある程度の収入が欲しいという意向が強い傾向になりました。

 

上述した年代別の「キャリアの考え方」の調査結果と合わせてみても、20代~30代の方は、仕事を評価されたい、認められたい、実績を残したいという意向が強い傾向にあるため、仕事の対価となる”収入”においても重要だと考えているのかもしれません。

 

20代のIT人材ほど転職は「自分の理想のライフワークと出会うための手段」だと考えている

 

 

年代別で転職の価値観について調査したところ、どの年代も自分のやりたい仕事ができるなら転職はした方がいいと回答した方が多い結果となりましたが、20代の方はどの年代よりも、転職は理想のライフワークを出会うための手段だという回答が多い結果になりました。

上述した「「どんな仕事をしたいと思うか」の結果からも、20代のIT人材はどの年代よりも自己実現に繋がる仕事をしたいという意向が強いことが分かります。

 

 

実際に、年代別で現在の転職意向を調査してみると、どの年代もより良い環境があれば転職したいという回答が多くなっていますが、20代の方に関しては、仕事内容や職種を変えて自分の新しい能力を見つけたいという回答も多くなっています。

転職は新しいことにチャレンジできる機会だと捉え、ジョブチェンジやキャリアチェンジを通して、新しい能力を発見したいと考えているのかもしれません。

 

ここまで、年代別でキャリアの考え方、転職の価値観について見てきました。次からは職種別でキャリアの考え方、転職の価値観においてどのような差があるのか詳しく見ていきましょう。

 

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職種別の結果

 

ゲーム職種やクリエイターの方は自分のアイディアを活かせる仕事をしたいと考えている

 

 

職種別で「どんな仕事をしたいか」について調査したところ、ゲーム職、クリエイターなどの専門性の高い職種に携わる方ほど、自分のアイディアを活かせる仕事をしたいと考えていることが明らかになりました。

 

今回の結果に対し、あくまでも考察になりますが、ゲーム職・クリエイターの方は、作品やWebページなど、成果物が個人の実績となるため、実績を残すためにも、クリエイターとしての介在価値を発揮するために、自分のアイディアが活かせる仕事をしたいと考えているのかもしれません。

では、キャリアの考え方や価値観においてどのような差があるのか詳しく見てみましょう。

 

クリエイターは、どの職種よりも独立・起業を希望する傾向に

 

 

職種別で、「キャリアの考え方」について調査したところ、どの職種も仕事を通じて他人に評価されたいという回答が多くなりましたが、クリエイターの方はどの職種よりも、いずれは独立・起業を考えているという回答が最も多くなりました。

 

デザイナーなどのクリエイター職は、技術さえあれば組織に属さなくても、個人でも制作物に携われるため、他の職種よりも将来的に独立や起業を考えている方が多くなったと考えられます。

 

 

また収入に関しても、全体的にどの職種も成長・やりがいを感じられる仕事でもある程度の収入は必要という回答が多くなりましたが、エンジニアとクリエイターの方は、仕事はお金を稼ぐための手段だという回答がおおくなっています。

クリエイター職の方の回答が多いのは上述した、クリエイターの方の独立・起業の意向と関係している可能性もあり、成果物の対価として収入を重視していると考えられます。

 

エンジニア・営業職の方は昇進・昇給を、ゲーム・クリエイターは仕事の専門性を重視

 

 

職種別で転職の価値観と転職の意向について調査したところ、どの職種も自分のやりたいことができるなら、転職した方がいいという回答が多くなりましたが、転職の意向に関しては、職種ごとに違いがありました。

 

上記のグラフを見てみると、仕事は変えても職種は変えず専門性を伸ばしたいという回答は、一見エンジニアで多くなりそうに思えますが、実際にはゲーム職種とクリエイターの回答が多い結果となりました。

またエンジニアと営業職を見てみると、昇進・昇給できるのであれば転職したいという回答が多い結果になっています。

 

上記から、ゲーム職種・クリエイターの方は、専門性を伸ばすことができるなら転職したい、エンジニア・営業職の方は昇進・年収が上がるなら転職したいと考えていることが分かり、職種によって転職の意向や目的が異なってくることが分かります。

 

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今回のアンケート調査では、IT・Web・ゲーム業界で働く方々の「IT人材のキャリアに関する考え方や転職の価値観」について調査しました。

 

アンケートの全体結果では、出世や独立などの意向が高くはないものの、仕事を通して他人に評価されたいという意向が強いことがわかりました。

また、自身がやりがいや成長を感じる仕事でも収入は大事だと考えている方が約70%と多く、自身の仕事が適切に評価され、年収や給与に反映されることを望んでいることも明らかになりました。

 

実際に、現職で仕事の評価が適切に行われていない、評価が基準があいまいだと感じている方もいるのではないでしょうか?

そのようなときこそ、是非お気軽にIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント「ギークリー」にご相談ください。

専任のキャリアアドバイザーが面談を通してお悩みを伺い、あなたの理想のキャリアの形を叶えます。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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