転職エージェントに履歴書を提出する意味は?使用目的や作成のポイントも解説
転職エージェントに登録すると履歴書と職務経歴書の提出を求められますが、理由や目的をご存知でしょうか?企業に応募する前に書類を提出する必要があるのかなどの疑問を持つ方に向けて、今回は転職エージェントに履歴書を提出する必要性や、履歴書、職務経歴書作成のポイントを解説していきます。
目次
履歴書・職務経歴書を提出すると通過率が高い
「転職エージェントに登録しただけで、なぜ履歴書や職務経歴書の提出が必要なのか」
その理由は、企業へ推薦できるかどうかの重要な判断材料になるからです。
また、内容が充実した職務経歴書を提出した人の書類選考通過率や内定率は高い傾向にあります。
転職エージェントに登録するときには、まだエージェントの担当者も企業もあなたの顔を見たことがありません。
その中で企業に紹介できるかどうかを判断するのはあなたの過去の経歴です。
どんなにあなたが素晴らしい実績や人格を兼ね備えていても、書類がなければはじめの一歩を踏み出せないため、転職エージェントに登録する際には履歴書や職務経歴書が非常に大切です。
企業が書類選考で見ているポイントは?
企業の採用担当者は経験や保有スキル、将来への展望から自社とのマッチ度を測っています。
書類を通してすべてを知ることはできないため、面接で確認します。
だからこそ企業がどのような人材を求めているのかを把握し、的確なアピールを通して「会ってみたい」と思わせることが重要です。
履歴書に顔写真は必要?
特別な指示がない限り、基本的に履歴書に顔写真は必要です。
「写真不要」などの指示がされていないにも関わらず顔写真がないと、貼り忘れだと思われてしまう可能性があります。
企業は履歴書の写真を通して、転職者の雰囲気や表情だけでなく社会人としてのマナーにも注目している点に注意しましょう。
転職エージェントへの履歴書提出の際にも、顔写真に関する基本的な注意事項は同じです。
【あわせて読みたい】履歴書の写真についてはこちら⇓
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【あわせて読みたい】Geekly(ギークリー)を利用して転職成功した事例⇓
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登録のときに提出した職務経歴書が企業に提出されるの?
転職エージェントに登録した際の履歴書や職務経歴書などの書類の扱いに関して、気になる疑問について解説します。
変更希望がなければ登録時の経歴書が企業へ提出されるので注意
まず、転職エージェントに登録の際に提出した履歴書・職務経歴書は、あなたから修正や変更をしたい旨を伝えなければ登録の際に作成したものが企業に渡されます。
特に大手の転職エージェントはその傾向が強く、転職エージェント側から履歴書や職務経歴書の添削を勧めたり実施することは基本的にないと考えた方がよいでしょう。
しかし、登録のときの漠然とした状態で書いた李適所・職務経歴書だと書類通過は難しい可能性があります。
つまり、エージェントが企業にあなたを推薦して書類選考の段階になったときには、提出する職務経歴書を企業が求める内容に修正した方が、より通過率は高まるということです。
では、どのタイミングで修正希望の意向を伝えればよいのかを次に解説します。
企業に応募するか転職エージェントから確認の連絡がある
一般的に、転職エージェントがあなたを企業に推薦する場合は、あなたが応募したいか事前に意向を確認するために連絡します。
そのときに、あなたが応募したいという意向あれば、職務経歴書の修正をしたいと希望を出しましょう。
登録するだけでも志望動機を書かなければダメ?
転職エージェントに登録する段階で提出する履歴書や職務経歴書には、志望動機を記載しなくても問題ありません。
登録のときに希望職種や企業が具体化している人は決して多くはありません。
仮に希望職種が定まっていても、企業によって特色は違います。応募書類で大切なアピールポイントは、実績に加えて「なぜその企業に応募したか」です。
転職エージェントから紹介を受けた求人案件に応募する意向があれば、担当者からその企業に応募する志望動機を聞かれます。
そのときに、履歴書にも志望動機を記載したいことを伝えましょう。
職務経歴書の添削が必要であれば相談できる
あなたが提出した履歴書や職務経歴書を転職エージェント側が勝手に修正・変更することはありません。
もし、どのように修正したらよいのかわからず悩んでいる場合は、転職エージェントの担当者にアドバイスをもらえるよう相談してみることをおすすめします。
転職エージェントでは、添削や代行作成サービスを提供している会社もあります。
Geekly(ギークリー)でも書類の代行サービスを承っています。転職活動で書類作成に悩んでいる方は、是非ご相談ください。
【あわせて読みたい】職務経歴書の添削・代行サービスはこちら⇓
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企業への紹介の仕方と職務経歴書が必要なとき
実際に履歴書や職務経歴書といった応募書類が必要になるときと、企業への紹介の基本的な流れについて解説します。
履歴書・職務経歴書と一緒に推薦状を提出する
実は企業に提出する書類は職務経歴書や履歴書だけではありません。
転職エージェント側が推薦状を用意して一緒に企業に提出しています。
推薦状には、応募者の簡単な経歴はもちろんのこと、人間性なども記載しています。
つまりこの段階では、経歴だけではなくあなたの人間性も見られるような職務経歴書を用意しておく必要があるということです。
面談は自分で履歴書・職務経歴書を持参する
書類選考が通過すると、次は面接です。
面接のときは、自分で職務経歴書と履歴書を印刷して持参します。
このとき、かならず写真を貼り忘れないようにしましょう。面接に合格すると、これらの書類は転職先の企業内で保管されます。
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不採用だったときに履歴書や職務経歴書はどうなるの?
面接までは進んだものの残念ながら不採用だった場合は、個人情報保護法に準じて、約3カ月程度の保管期間を経た後、シュレッダーで破棄されます。
ただし、応募者の氏名といつ応募したかという基本情報は企業にデータとして残ります。
作成済みの職務経歴書の使いまわしはOK?
職務経歴書の再利用は問題ありません。
転職活動において書類の使いまわしはNGだと言われることも多いですが、それは企業の特色を加味せず汎用的な内容だと捉えられるリスクを考慮してのことです。
どこの企業にでも通じる内容では応募先企業にとって最も知りたい「なぜうちの会社なのか」という点が伝わらないため、履歴書の志望動機や自己PR欄は、企業ごとに内容を変更することが望ましいでしょう。
これまでの経歴については企業ごとに大きく変更する必要はないため使いまわすことは可能ですが、現職での実績など追加したい項目があれば都度更新する必要があります。
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書類選考と面談では職務経歴書の大切なポイントが違う
書類選考の段階で提出する職務経歴書と面談で持参する職務経歴書はそれぞれ内容を変更して用意しておくことをおすすめします。
なぜなら、それぞれの段階で見られているポイントが違うからです。
書類選考の場合の職務経歴書の書き方のコツ
書類選考の段階では、実際にあなたと会ってお話しているわけではありません。そのため、提出する職務経歴書の書き方と見せ方で決まります。
書類選考の段階で大切なことは、書類を一目見てわかりやすいものにしておくことです。
細かなことを詰め込み過ぎて読みづらかったり、わかりづらかったりするとマイナス要素となりやすいでしょう。最も力を入れて記載すべき経歴の内容は直近の仕事についてです。
さらに「この人に会ってみたい」と関心を持たせる書き方や見せ方をしなければなりません。そのためには以下の2つのことを押さえておきましょう。
コツ①自分の強みと企業が求めるニーズが重なる部分を記載する
まず、自分の強みは何か自分を知る作業が必要です。その上で、応募する企業にはどんな特色があり、募集されている職種にはどんなスキルと人材が求められているか具体的にリサーチしましょう。
ポイントは、自身の長所と応募先企業が求める人物像の、両者が重なる部分について簡潔にアピールすることです。
コツ②人格が見える要素を盛り込む
提出する書類には、仕事の実績だけではなく、人格がわかる内容を盛り込むことも大切です。これは、職務経歴書というよりCVに該当する内容です。
例えば、仕事以外のことで努力していることや勉強してきたこと、受賞歴、助成金や奨学金を受けた経験、学生の頃の部活動なども記載すると人格が伝わりやすいでしょう。
学生まで遡っても構いません。自分史を簡潔に見せることがポイントです。
面談のときの職務経歴書の書き方のコツ
転職の面接では、企業の面接官が本格的に求職者の履歴書や職務経歴書を詳細に渡ってチェックします。
なぜなら、面接官はその場で質問しておくべき内容を把握したいからです。
書類選考では一目見てわかりやすく簡潔にした履歴書・職務経歴書が必要ですが、面接では実績まで詳細がわかるものを用意することが大切です。
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転職エージェント登録で職務経歴書を提出するときの注意点
転職エージェントへの登録の段階で提出する履歴書・職務経歴書の書き方の注意点について、具体的に解説します。
差別化するために工夫する
今はインターネットで検索すれば履歴書や職務経歴書のサンプルやテンプレートが豊富に見つけられ、特にお困りではないかもしれません。
Geekly(ギークリー)でもレジュメサンプルをご用意しています。
しかし、注意しなければならないのは、他の人と差別化できなくなってしまうことです。
サンプルやテンプレートだけに頼っていては魅力的な応募書類にはなりません。
あなたの強みや面白みをアピールできる履歴書・職務経歴書作りには、他者に見てもらって客観的な意見をもらうこともひとつの方法です。
レジュメサンプルはあくまでも記載すべき必須の基本情報であり、参考程度にとどめましょう。
希望条件の記載は必須!
志望動機については、登録時に記載する必要はないことをお伝えしましたが、希望条件は必ず記載しましょう。
希望条件を明確に提示していないことが原因で、希望とは全く異なる仕事ばかり紹介されることがあります。
求職者の中には、第一希望、第二希望、第三希望まで記載している方もいらっしゃいますが、これはマイナス要素になる可能性があります。
なぜなら、第一希望ではない仕事ばかり紹介される可能性があるからです。
登録の際は希望条件をピンポイントで明確に記載すること、志望動機は選考前に綿密にリサーチした上で記載するのがコツです。
実績は数字でわかりやすく表現する
職務経歴書はわかりやすく記載することが重要だとお話しました。しかし「わかりやすくって具体的にどうしたらいいの?」と疑問をお持ちかもしれません。
文章ばかりの経歴書は非常に読みづらいため、わかりやすくするコツは実績を数字で記載することです。
例えば以下のような項目は、転職の応募書類には数字で記載しましょう。
・施策内容
・期間
・成果
・前年比
このとき、一目見て真っ先に目に飛び込んでくるよう見やすく記載するのがコツです。嘘は禁物ですが、プラス要素はアピールしすぎるくらいでも問題ありません。
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職務経歴書は転職のプロに添削してもらおう
履歴書や職務経歴書といった応募書類は、それ1枚の見せ方で合否を左右することもある大切な書類です。
そのため、希望する仕事や業界、企業への転職を成功させるために、転職エージェントのアドバイスを参考にすることもおすすめします。
「転職に必要な情報収集を効率的に進めたい」
「もっと自分の魅力が伝わる履歴書・職務経歴書を作成したい!」
「IT業界に転職して年収を上げたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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