通信業界の企業ランキングを部門別に紹介!仕事内容や志望動機の書き方も解説
通信業界はIT業界の中でも電波や通信に関わるサービスを提供する業界であり、転職の候補として人気です。今回は通信業界の企業ランキングを部門別に紹介すると共に、詳しい仕事内容や転職成功につながるポイントも解説するのでぜひ参考にしてください。
目次
通信業界の企業 売上高ランキング
業界動向リサーチを基に、通信業界の売上高・年収TOP5をランキング形式にしています。まずは売上と各社の強みを解説します。
NTT 12兆1,564億円
NTTの強み
NTTではB2B2Xモデル推進や5Gサービスの展開、グローバル事業など多岐に渡る取り組みを行っています。Microsoftなどの他企業との提携なども行いながら、先進的なデジタルソリューションを実現していることが強みです。
ソフトバンクG 6兆2,215億円
ソフトバンクGの強み
モバイルサービスやブロードバンドサービスに加え、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」や日本最大級のコミュニケーションサービス「LINE」など、日本最大級のユーザー基盤を持っていることが強みです。
KDDI 5兆4,467億円
KDDIの強み
固定通信、移動体通信、グローバル通信の3つをすべて手がけている国内唯一の通信キャリアであり、3つの通信を1社で扱える総合力が強みです。
NTTドコモ 6兆2,215億円
NTTドコモの強み
NTTドコモは国内の携帯電話契約数の4割を超える、8,000契約以上の顧客を保有しています。
私たちの生活に欠かせない「携帯電話」という媒体が顧客接点になっていることが強みです。
フジ・メディア・HD 6兆2,215億円
フジ・メディア・HDの強み
フジ・メディア・HDの強みは国内での強いブランド力や幅広い事業展開です。
日本で初めての認定放送持株会社であり、日本の放送・メディア業界を牽引しています。
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通信業界の企業 平均年収ランキング
TBS HD 1,449万円
TBS HDの強み
近年のネットワーク技術の進歩を受け、視聴者のニーズに応えるために「U-NEXT」と提携して動画配信を行ったり、不動産事業など多方面でも事業展開している点が強みです。
テレビ朝日HD 1,421万円
テレビ朝日HDの強み
情報・ワイドショー系の番組に強みを持っていますが、最近はスポーツ中継にも力を入れており視聴者のニーズを的確に捉えています。
テレビ東京HD 1,415万円
テレビ東京HDの強み
日本経済新聞の影響で経済番組が多く、国内で強い影響力を持っています。また、アニメコンテンツや経済系の番組が多いことから幅広い層の視聴者を獲得しています。
日本テレビHD 1,379万円
日本テレビHDの強み
民法第1号という特徴があり、長く愛される番組を多く有していることが強みです。
また全日(6〜24時)、プライム(19〜23時)、ゴールデン(19〜22時)の3つの時間帯の視聴率がトップの「年間視聴率三冠王」という異名も持っています。
ソフトバンクG 1,322万円
通信業界に転職を考える上で、一度は目にする企業でしょう。
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通信業界とは
通信業界とは、情報の通信に関係する情報サービスを消費者に提供する業界を指します。
通信業界は3つの業種に分類されており、電波を介して情報提供を行う「放送業」、電波や回線を提供する「通信業」、インターネット上の空間を提供する「デジタルプラットフォーム事業」があります。
放送業
放送業とはテレビやラジオ放送事業を指し、通信電波を用いた放送を提供することでスポンサーから広告料を得ています。
この広告料やドラマ・アニメのグッズ化、CD・DVD化に伴う収益が番組制作費に充てられています。
近年では「TVer」や「hulu」などのインターネットから映像閲覧ができるビデオオンデマンドサービスが注目されており、テレビ局の収益源に変化が出ています。
放送業には、公共放送のNHK、民法キー局のTBSや日本テレビなどのテレビ局や、エフエム東京などのラジオ局が含まれます。
通信業
通信業とは、携帯電話会社などの通信キャリア事業のことであり、電波や回線提供、ネットワーク設備の保守や運用などを行っています。
その中でもインターネット接続サービスを提供する「ISP」、光回線などの「固定通信」、携帯電話やスマートフォンなどの「移動通信」の3つに分けられています。
ISP
ISPとは「インターネットサービスプロバイダー」の略であり、インターネット接続の電気通信役務を提供する企業です。
インターネット利用にはインターネット回線への接続が必要です。
ISPによって光ファイバー回線などの通信網を通信拠点から接続することで、契約者がインターネットを利用することができるようになります。
光回線やモバイル回線の例として、「フレッツ光」や「WiMAX」などが挙げられます。
固定通信
固定通信は、電柱や電線によって自宅や職場などの特定の場所に有線、もしくは無線で接続できる通信回線です。
近年では高速で通信が安定している「光回線」が主流で、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」は固定回線のシェアの7割近くを占めています。
固定回線の設置により固定電話やWi-Fiルーターの利用が可能になります。
移動通信(無線通信)
移動通信とは、回線を通じて通信を行う固定通信とは異なり一般的に電波を利用した通信を行うため、場所が限られずいつでも利用可能な通信手段です。
携帯やスマートフォンは移動通信に含まれ、主な企業として大手キャリアの3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)が挙げられます。
また近年では5Gなどの高速かつ大容量の通信を可能にするシステムも注目されており、目まぐるしい進化を続けています。
デジタルプラットフォーム業
デジタルプラットフォーム事業とは、「人と人」や「人とモノ」がインターネット上でつながる場所を提供する事業です。
提供するサービスによって収益源が異なりますが、多くの企業に共通するのは広告料です。
デジタルプラットフォーム事業にはSNSやECサイトなどが当てはまりますが、携帯電話の普及に伴いWeb広告の効果が高まっているため人気です。
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通信業界の求人例
KDDI株式会社
【年収】
600〜950万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容・求められるスキル】
金融、商社、建設などさまざまな業界でビジネスを展開するお客さまを対象としたITインフラ・DXの提案/構築業務を担っています。構築後はドキュメント・フローを整備し運用部門に引き継ぎますが、定期的に改善提案を行い長期的なリレーションを築いていただきます。ITパートナーと連携して業務を進めるため協調性が大切であり、お客さまへの提案力も求められます。
【勤務地】
東京都虎ノ門
【Geekly Review】KDDI株式会社の選考情報や面接対策、口コミはこちら⇓
SBプレイヤーズ株式会社
【年収】
600〜950万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容・求められるスキル】
「オッズパーク」の現行システムの要件定義・設計を主に手掛けていただきながら、将来的に次世代システムへの移行も担っていただきます。会員数数百万人の大規模システムに携わり、ユーザーにとってより良いサービス・システム作り・移行を手掛けていただけるやりがいの大きい業務です。求められるスキルや経験として、SIer、ITベンダー、事業会社システム部門などにおける、Web・オープン系システムの要件定義から一連のご経験やプロジェクトリーダー経験が必要となります。
【勤務地】
東京都中央区
【Geekly Review】SBプレイヤーズ株式会社の選考情報や面接対策、口コミはこちら⇓
株式会社NTTデータグループ
【年収】
450〜900万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容・求められるスキル】
顧客システムにおけるデータベースの最適化がミッションです。データベースを最適化するため、既存データベース製品から新規データベースへの移行を提案し、移行に向けた実現性のある計画を立案し、実行することで顧客ニーズを実現できます。また既存データベース製品を継続利用するものの、データベースの集約化・HWリソースの最適化を図ることも顧客ニーズにつながります。そのためにはOracle databaseもしくはPostgreSQLに関する知識・スキルを有し、DBに関して様々な課題解決の経験が必要です。また、DBサーバの基板設計・構築の経験があることが望ましいです。
【勤務地】
東京都豊洲
【Geekly Review】SBプレイヤーズ株式会社の選考情報や面接対策、口コミはこちら⇓
通信業界のビジネスモデル
BtoC事業
通信業界のビジネスモデルには、個人に対して固定回線や無線回線を販売する事業があります。
BtoC事業の場合、ドコモショップやソフトバンクショップといった通信キャリアによる通信インフラも利用する個人ユーザーからの利用料が収益になります。
月額プランなど、継続的に料金が発生するストックビジネスという仕組みにより、安定した収益を生み出しています。
BtoB事業
個人だけではなく法人向けに通信回線を提供する事業もあります。
ネットワークサービスや通信デバイスやクラウドサービス、AIなどといった通信会社が持つ豊富な商材を活用してトータルソリューションを提供する事業が主となっています。
自社回線を持たない企業に対し電波や光回線のインフラを提供して収益を得ている企業もあります。
BtoBtoX事業
BtoBtoX事業は、イベント企業、自治体、スポンサーといった異業種と協同してエンドユーザー(個人・法人)に対してサービスを提供します。
サービス例として「ビッグデータを活用した顧客分析」や「IoTやAIによる業務効率化」などが挙げられます。
消費者や法人に通信サービスを販売するだけではなく、5Gという次世代インフラを活用して他社とサービスを創り上げることが可能になるため、今後さらに拡大していく見込みです。
例えば「通信×医療業界」だと「遠隔・オンライン医療」など、「通信×○○」といったサービスが多く登場するでしょう。
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通信業界の今後の動向
通信業界の市場規模は拡大しつつある
通信業界はIT化が進み始めた2000年以降生産額が下降・上昇を繰り返していましたが、2013年以降は継続的に上昇し続けています。
AIや技術の進化により、通信業界は今後さらなる発展が見込まれているため将来性が高いでしょう。
5GサービスとIoTの普及
5Gはこれまでの4Gに比べて飛躍的に高度な通信技術であり、あらゆる利用目的に対応してユーザーが満足できる品質を提供しています。
通信速度は4Gの20倍、通信遅延は1/4、最大同時接続数は10倍です。
また、「超高速」「多数同時接続」「超低遅延」にも対応可能であり、今後ICTの基盤として幅広い分野での実装が期待されています。
IoTはInternet of Thingsの略で、「モノのインターネット」と訳されます。IoTによりテレビなどのデジタル家電がインターネットと接続され、生活における利便性が格段に上がりました。
自分に合った求人の選び方
求人は厳選しすぎない
転職活動に慣れていない場合、選考通過率の相場が分からず、全ての希望条件に当てはまる求人を見つけようとするケースがあります。
希望する条件にもよりますが、条件を全て叶えられる求人で絞ってしまうと母数が少なくなり、またその過程で仕事内容などの条件以外の部分で優良企業をはじいてしまう可能性もあります。
中途採用は採用予定人数も少なく、すぐに枠が埋まってしまうこともあるため求人選びに時間をかけすぎず、まずは応募してみることをおすすめします。
また複数の企業の選考を同時に行うことで効率よく転職活動を進めることができます。
求人内容だけではなく口コミもチェック
求人には仕事内容や求められるスキルなど、選考に関する情報が記載されています。
しかし企業側が載せている情報しかないため、社内や従業員目線の情報がありません。
働きやすさや社内環境など、HPや求人からは知ることのできない情報は口コミサイトなどで情報収集すると良いでしょう。
Geekly Reviewでは、企業の選考情報や面接対策などに関する口コミが多数掲載されており、情報も常に更新されています。
企業選びのサポートにもなるため、ぜひ活用してみてください。
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通信業界に転職する際の志望動機・自己PR
評価される志望動機の書き方
通信業界の志望動機を書く際は「なぜ通信業界なのか」「なぜその企業を志望したのか」を深堀りすることが大切です。
通信業界に転職して実現したいことに加え、志望企業でなくてはならない理由があると面接官に志望度が伝わり選考通過につながります。
例えば冒頭でお伝えしたランキングからは、企業のビジネス規模や社内の働きやすさが分かります。こういった企業ごとの特徴や強みを調べ、自分に最適な企業選びを行いましょう。
通信業界の志望動機例文
私は新しいサービスが次々に誕生するITや通信技術の進歩に関心があり、通信業界でのキャリアを築きたいと考えております。
通信業界は社会に大きな影響を与える重要な分野であり、長年のエンジニア経験を生かしてユーザーエクスペリエンスの向上やセキュリティ強化等に貢献したいです。
また御社は、国内最大級の通信関連企業であり、IT(ICT)技術への関わりをいっそう強めている点が魅力的だと感じたため志望いたしました。
選考に通りやすい自己PR
通信業界の自己PRを書く際は、自身の強みや具体的なエピソード、入社後にどう活躍できるかを含めることをおすすめします。
具体的なエピソードを混ぜることで他の応募者と差別化することができ、あなたらしさをアピールすることができるでしょう。
通信業界の自己PR例文
私は前職で大手通信企業でネットワークエンジニアとして働いていました。
あるプロジェクトで5G基地局の設置に携わった際、地域の特性やユーザーの利用状況を考慮し、最適な位置を選定しました。さらに、セキュリティにも熱心に取り組んできました。
ネットワークの脆弱性を洗い出し、適切な対策を講じることで、ユーザーのプライバシーとデータの安全を守った結果、ユーザーからの信頼を築くことができました。
私は技術力だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力にも自信があります。
この経験は御社の○○事業でも活かすことができると考えております。
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通信業界に転職するなら転職エージェントを活用しよう
今回は通信業界の企業ランキングや、通信業界へ転職するポイントなどを解説しました。
通信業界は変化が多く常に情報の更新を行う必要があるため、社会情勢や問題にも注目しておくと良いでしょう。
また通信業界へ転職を目指すには、自己・企業分析をして自身が関わりたいサービスが何かを明確にしましょう。
そして経験やスキルを棚卸しして、どの職種を目指すのが最適なのか考えることが、内定への近道となります。
転職活動に不安なときは転職エージェントを活用することもおすすめです。通信業界をしっかり理解して、スムーズな転職を目指しましょう。
IT・Web・ゲーム業界に強みを持つ株式会社ギークリーでは、通信業界への転職のご支援も行っております。
通信業界を目指す方や、転職をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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